船乗りの就活で実際に聞かれた面接質問集(第1弾)

機関士
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こんな人に読んでほしい

  • 船乗りを目指す学生の方
  • 面接に不安な方

こんにちは現役外航船員です。

現在は某大手三社海運で船乗りエンジニア(一等機関士)として仕事をしています。

直近5年程の若手船員約30名に就活面接についてインタビューし、

実際に面接で聴かれた質問をまとめました。

船乗りという特殊な仕事なのでユニークな質問も多いです

学生時代がんばったことは?など超メジャーな質問は省き

船乗り特有の質問に絞ってまとめています。

私ならこう答えるや、質問に対する意図も考察していますので参考にしてみてください。

私自身、面接官として面接に立ち会った経験もありますので参考にして下さい。

 

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三等機関士、航海士にとって大切だと思う素質を3つ教えてください。

現役外航船員の考える船乗りに大切な素質

  1. 分からないことを分からないとすぐに言える
  2. どんな些細な事でも上司に相談すること
  3. 自分だけでなく視野を広く周囲の安全に気を配れること

 

 

三等に最も求められることは何でしょうか?

ミスなく整備が出来ること?機転を利かした操船が出来ること?

もちろん出来ることに越したことはありませんが正直そのような能力はあまり求められていません。

三等は出来ないことが当たり前だからです。

では、正解を言いましょう

怪我や事故をしないこと、させないこと!

船を知らない三等が怪我に関するリスクが最も大きいです。

これを踏まえわたしならこう答えます。

人事採用担当
人事採用担当

三等機関士、航海士にとって大切だと思う素質を3つ教えてください

就活生
就活生

はい。

 

1,分からないことをすぐに分からないと言えること

2,どんな些細な事でも上司に相談すること

3,自分だけでなく視野を広く周囲の安全に気を配れること

以上の3つです。

 

船内では怪我や事故をしないこと、させないことが一番大事だと考えています。

上司と密にコミュニケーションをとり、分からないことなどはすぐに上司に相談することで事故や怪我を事前に防ぐことが出来ると考えています。

 

「怪我や事故をしないこと、させないこと!」を軸に上司に相談するということを盛り込むと良い回答が出来ます。

 

長期の乗船で恋人や親に会えませんが耐えられますか

はい、耐えられません、無理です。これだと駄目ですね。本音は胸に抑え良い回答をしましょう。

 

長期乗船中は大切な人と会えませんが

長期休暇中に長期乗船で会えなかった分の孝行を行うような回答をするといいでしょう。

人事採用担当
人事採用担当

長期の乗船で恋人や親に会えませんが耐えられますか

就活生
就活生

はい、もちろんです。

長期乗船で会えない分、長期休暇で埋めることが出来るからです。

旅行に連れて行ってあげたりも出来ると思います。

それは長期休暇のある船乗りでしか出来ないことですので楽しみの1つでもあります。

実際に私は長期休暇中に親を旅行に連れて行ったりしています。

これは長期休暇のある船乗りしか出来ないことだと思っています。

 

船内では苦手な人もいると思いますがどのように対処しますか

この質問に対するポイント

  1. 1人で苦手な人に対処することは出来ない
  2. 上司に頼る

これは良い質問です。

確かに船内では苦手な人がいます。

私も三等機関士時代は苦手な人でいっぱいでした。

いつも機嫌の悪い一等機関士や何を言っても無視をしてくる機関長

パーティーの段取りが悪いと機嫌を損ねる船長

正直自分一人で対処できないことが事実です。

 

ではこのような面接質問の回答はどうすればいいのでしょうか。

人事採用担当
人事採用担当

船内では苦手な人もいると思いますがどのように対処しますか

就活生
就活生

確かに船内では苦手な方がいると思いますが、自分一人での対処は難しいと思いますで、船内の他の先輩方に相談します。

今の私では船という特殊な環境下で正直どうすればいいのか分かりません。ですので、経験豊富な先輩方に相談しアドバイスを頂くことが最適な対処法だと考えます。

これに伏せて「どういう人が苦手ですか」という質問もあったみたいです。

これは自分の価値観なので

時間を守れない人、自分勝手な人など、自分の考える苦手な人の象を伝えてください。

大事なのは対処法です。

実際にも上司に相談することが1番良い対処法だと思いますよ。

 

これからの海運業界5年後10年後どうなっていると思いますか

この質問のポイント

  1. 絶対に知ったかぶりはしない
  2. 身近なものと結びつける

これは難しい質問ですね。

気を付けてほしいことが面接官は学生の何倍も海運業界を知っています。

この質問の意図は知ったかぶりをせずに素直な意見を言えてるかを見ているのです。

船内では知ったかぶりせずに、素直な意見を言うことは非常に大切です。

知ったかぶりしているなんて直ぐに見抜かれ、悪い言い方になりますが

「何も知らない若手が何生意気な事を言ってるんだ」なんてことも思われるかもしれません。

ですから、こういった勉学的な質問には素直な意見を答えることが良いですよ。

人事採用担当
人事採用担当

これからの海運業界5年後10年後どうなっていると思いますか

就活生
就活生

悲しいことではありますが船員の人口が減少していると思います。

私の学校の後輩は訓練船に乗ったとしても、船乗りではなく一般企業に就職する人が増えています。

私自身はもっと船乗りの人口は増えてほしいとは思いますが、このような現状から未来には、船員の人口が減少するのではないかと考えます。

今後の海運業界は石油の世界的な値下がりが懸念され不定期船が増えることで、、、、

こんな難しいことを言うのは絶対にやめましょう。

 

自分の身の回りの状況などと絡めると話しやすいですし、面接官も聴きやすいです。

例えば他に例を出すと

・自動車の自動運転が増えているので船も自動運転を取り入れていく

・ネットを使用した広告(YOURUBEなど)が人気なのでそこに海運業界が参入し今よりも業界の認知が広まる

これらもいいと思いますので、参考にして下さい。

 

訓練船でおもしろいなと思った経験を教えてください

この質問のポイント

  1. やりがいを感じた瞬間を答える
  2. かっこつける必要は無い

実際に行った作業や経験を言いましょう。

おもしろい=やりがいを感じた瞬間と捉えて答えましょう。

この回答に関しては機関士目線になりますがご了承ください。

人事採用担当
人事採用担当

訓練船でおもしろいなと思った経験を教えてください

就活生
就活生

ポンプの解放実習です。パーツがバラバラなポンプを教官とともに組み立てました。完成し軸が回ることを確認した時には大きなやりがいを感じ、素直に面白いと感じました。社船でも様々な経験を積んで仕事に対してのやりがいを感じたいです。

これは、ほんの一例です。

船乗りを目指す学生さんは必ず何かおもしろいと思っているものがあるはずです。

それを素直に伝えましょう。

かっこつける必要はありません。どんな小さいことでもいいです。

 

第2弾,第3弾に続く

この質問集は第二弾、第三弾へと続きます。

少しでも就活生へ役に立つと幸いです。

これから船乗りになろうとしている各商船学校、短期大学、新3級志望のみなさん、

船乗りは非常に面白い世界です。

就職活動、面接頑張ってください。陰ながら応援しています。

もし就活で不安な事、ES見てほしい、そもそも船乗りってどういう仕事なの、など

どんなことでもいいので相談に乗ります。学校や名前など全て匿名で構いません。

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