船乗りとの結婚は幸せ?船乗りと結婚するメリットデメリット!

現役船乗り
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特殊な職業である船乗りとの結婚はメリットデメリットが様々です。

こんな人に読んでほしい

  • 船乗りとお付き合いしている方
  • 船乗りとの結婚が不安な方
  • 婚活中の現役船乗りの方

結婚6年目の現役外航船乗りが船乗りとの結婚について詳しく説明します。

 

船乗りとお付き合いしてるんですけど特殊な職業なので結婚が不安です。

 

日本人船員
現役船員

なるほど、確かに船乗りは特殊な職業ですし結婚すると苦労することもありますね。

日本人船員
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しかし、同様に良いこともたくさんあります!では船乗りと結婚するとどんなメリットとデメリットがあるのか見てみましょう。

 

 

 船乗りと結婚するメリット一覧
  1. 船乗りの給料が高い
  2. 一般家庭の3倍程度の貯金が可能
  3. いつでも新婚気分
  4. 長期的な海外旅行に行ける
  5. 1人の時間を作りやすい
  6. 転勤や出張がなく住む場所が固定される
  7. 浮気、不倫の心配がない
船乗りと結婚するデメリット一覧
  1. 乗船中寂しい
  2. 乗船中は常に危険で心配
  3. 結婚式、出産などの予定が立てづらい
  4. 夫婦それって冠婚葬祭に出席できない時もある
  5. なにかあった時に助けてもらえない

 

船乗りと結婚すると特殊なメリットとデメリットですね。

日本人船員
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はい!ではまず、船乗りという職業について簡単に説明します。

 

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船乗りの職業について

船乗りの種類はおおまかに次の3つです。

  1. 外航船船乗り
  2. 内航船船乗り
  3. フェリー船乗り

船乗りは長期乗船と長期休暇を繰り返す職業です。

次の表にそれぞれの船乗りの特徴をまとめました。

どの船乗りのも不定期な勤務体系ですが、年収は高いことが特徴です。

 

日本人船員
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では、早速具体的に船乗りと結婚するメリットデメリットについてみてみましょう。

船乗りと結婚するメリット

  1. 船乗りの給料が高い
  2. 一般家庭の3倍程度の貯金が可能
  3. いつでも新婚気分
  4. 長期的な海外旅行に行ける
  5. 1人の時間を作りやすい
  6. 転勤や出張がなく住む場所が固定される
  7. 浮気、不倫の心配がない

 

船乗りの給料が高い

船乗りの乗船中1カ月の給料は基本給の1.5倍~3倍

外航船船乗りの乗船中給料:45~60万

内航船船乗りの乗船中給料:40~50万

フェリー船乗りの乗船中給料:30~40万

上の給料目安は20代前半での給料です。

もちろん30代、40代となればもっとお給料が高くなります。

乗船中これだけのお給料が口座に振り込まれますので、結婚生活は全く不自由がありません。

夢のマイホームやマイカー、子供の教育費など全く心配がいりません。

最近の世間では夫婦共働きの家庭が多いですが、船乗りと結婚すれば働く必要はありません。

 

 

 

一般家庭の3倍程度の貯金が可能

船乗りの乗船中の生活費はかからない
船乗りは乗船中に生活費がかかりません。もちろん船は周りはすべて海で囲まれているだけの空間です。
コンビニや、スーパーなどはなく物理的に物を買うことができません。
また、食費、光熱費、水道代全て無料です。
乗船中の給料はすべてまるまる貯金できるので、船乗りと結婚すると貯金が急激なスピードで貯まります。
世間では結婚資金は引っ越しや、結婚式の費用など含めて400万程度は必要と言われます。
400万程度であれば1隻、2隻乗船すれば貯金できるはずです。
30代40代の船乗りの方であれば1000万近く貯金している人も多いです。
私の会社では独身で5000万以上貯金がある人もいます。

いつでも新婚気分

長期乗船中に会いたい気分が募る
普通の家庭では夫婦関係がマンネリ化することがほとんどです。
船乗りと結婚するとそんなことは一切ありません。会える日が少ないからです。
奥さん、夫共に乗船期間中はいつも会いたいと思うはずです。
乗船が終わり、久しぶりに会えた時の幸福感は船乗りと結婚しないと味わえません。
私は結婚生活6年になりますが、まだ二人でデートに行きますし仲がいいです。マンネリなどしたことがありません。

長期的な海外旅行に行ける

船乗りは普通のサラリーマンにはない長期休暇がある
普通のサラリーマンは絶対に貰えない長期休暇が船乗りにはあります。
仕事も全くない大学生のような休みが外航船船乗りであれば3カ月貰えます。
船乗りと結婚すれば家族サービスで旅行に連れて行ってくれること間違いなしです。
船乗りは休暇中お金がありますので、旅行中も不自由することはないはずです。
私は休暇中必ず妻と海外旅行に行っています。人生の楽しみの1つです。

1人の時間を作りやすい

夫が乗船中であれば何をしようと文句を言われない
友達と遊び放題
趣味に時間をさける
夫が乗船中であれば何をしようと文句を言われません。
飲み会で夜中に帰宅したり、友達と毎週遊びにいけます。自分の好きな趣味もとことんできます。
さらに、乗船中は夫がいませんので過度な家事に追われることもありません。
結婚してもしっかり自分の時間を作り充実した生活を送りたいのであれば船乗りとの結婚は非常にお勧めです。

転勤や出張がなく住む場所が固定される

・乗船中は家、休暇中は家という固定された環境
・子供の転校などの心配は無用
船乗りと結婚すると住む場所には困りません。
船乗りの主な生活場所は船です。それ以外の休暇中の住む場所は制限がありません。
将来は子供の転校などといった住む場所による生じる問題については心配がいりません。
地元に住みたい→可能です
東京に住みたい→可能です
田舎に住みたい→可能です
船乗りと結婚すると住む場所はどこでもいいんです。
私の場合今、岡山県に住んでいますが、同僚は北海道や沖縄、東京、仙台、など全国津々浦々に住んでいます。

浮気、不倫の心配がない

・船乗りの出会いは極端に少ない
・船乗りは港に女がいるなんて嘘
船乗りの出会いは極端に少ないです。船乗りは1年の内大体8カ月が船の上です。
もちろん船の上に出会いなんてありません。
休暇中は長くて3カ月ですが、3カ月だけで素敵な人と出会うことはできません。
船乗りは港ごとに女がいるなんてこともよく言われますが、嘘です。
私はもう10年近く船乗りをやっており、日本全国の港や世界各国の港に行きましたが、港では忙しくてそんな暇はありません。
船乗りの仕事は港での仕事が一番忙しいです。
私は何人もの結婚している船乗りを知っていますが、浮気や不倫をしているという話を聞いたことがありません。
船乗りと結婚すると浮気や不倫の心配が一切ないといっても過言ではありません。

船乗りと結婚するデメリット

  1. 乗船中寂しい
  2. 乗船中は常に危険で心配
  3. 結婚式、出産などの予定が立てづらい
  4. 夫婦そろって冠婚葬祭に出席できない時もある
  5. なにかあった時に助けてもらえない

乗船中寂しい

長期間夫に会うことができない
船乗りは長期間乗船と長期間休暇を繰り返す職業ですので、乗船中は船乗りの夫に会うことができません。
正直かなり寂しいです。
外航船の船乗りであれば、6カ月程度も会うことができません。
その環境に耐えることができるのであれば、問題ありませんが、耐えれることができない方が大多数です。
実際、船乗りとお付き合い中にさみしさに耐えることができずお別れした方もいます。
船乗りと結婚するには覚悟しないといけない大きなデメリットです。

乗船中は常に危険で心配

・船乗りが事故にあう事例は毎年ある
・火災などが発生すると逃げ場がない
・船乗りはすぐに病院に行くことができない
船乗りは常に危険と隣り合わせです。
どんな船会社でも、毎年船乗りのケガなどの事故はあります。悲しいことですが死者が出る時もあります。
船乗りは船で怪我や病気をしてもすぐに病院に行くことは出来ません。一般的な船には医者も乗船していませんので、自分で簡単な処置を行います。
どこかの港に入港すればもちろん病院に行きますが、、、、
また火災なども船にはつきものです。船には大量の燃料を積んでいますので、火災が発生すると大事故です。
周りは海だけの環境なので、消防車もきてくれません。
船乗りは事故や、火災などを防ぐために、しっかりと訓練されていますがリスクは0ではありません。
船乗りと結婚するとやはり心配になることは当然のことです。

結婚式、出産などの予定が立てづらい

・結婚式の打ち合わせに参加しにくい
・船乗りは出産時には立ち会えないこともある
・船乗りはほとんどを船で生活するので、子育てに参加しにくい
船乗りのは1年のうち8カ月程は船での生活になります。結婚式の打ち合わせへの参加や妻の出産時に立ち会うことができないこともあります。
私の場合、結婚式はあげたのですが打ち合わせにはほとんど参加できませんでした。船に乗ってる間にほとんどの結婚式の内容を妻が決めてくれました。
私は今1人の子供がいますが、出産時は立ち会うことができませんでした。無事出産したことを船上で知りました。
妻も出産時にはそばにいてほしかったそうです。当たり前ですよね。
出産してからも子育てにあまり参加できません。もちろん休暇中は全力で子育てを行いますが、乗船中は妻に任せることになります。
子供ができ、船乗りを辞職する事例も少なくないことが事実です。

夫婦そろって冠婚葬祭に出席できない時もある

夫が乗船中であれば1人で冠婚葬祭に出席しなければならない
普通であれば親戚の結婚式や、お葬式には夫婦そろって出席することが一般的ですが、夫が乗船中であれば無理です。
会社によっては1親等まで(子供や両親)の冠婚葬祭はあらかじめ伝えておくと参加が可能です。
しかし、あらかじめ分からない場合は、参加することができません。

なにかあった時に助けてもらえない

・子供に一大事があっても夫が乗船中であれば助けてもらえない
・急な相談がしにくい
もし夫が乗船中に子供に怪我や事故があっても何も助けてくれないので、夫に頼ることができません。
また、家庭のお金がかかる決断など大きな決断をしないといけない時では直接相談できないこともデメリットです。
私の場合は乗船中に子供が大きな病気にかかったという話を妻から聞きました。
妻は1人で病院を駆け回ってくれました。私は何もできないことが非常に悔しかったですし、妻もほんとうに大変だったそうなので、感謝しかありません。

まとめ

 船乗りと結婚するメリット一覧
  1. 船乗りの給料が高い
  2. 一般家庭の3倍程度の貯金が可能
  3. いつでも新婚気分
  4. 長期的な海外旅行に行ける
  5. 1人の時間を作りやすい
  6. 転勤や出張がなく住む場所が固定される
  7. 浮気、不倫の心配がない
船乗りと結婚するデメリット一覧
  1. 乗船中寂しい
  2. 乗船中は常に危険で心配
  3. 結婚式、出産などの予定が立てづらい
  4. 夫婦それって冠婚葬祭に出席できない時もある
  5. なにかあった時に助けてもらえない

 

知らなかったメリットデメリットがたくさんですね。

日本人船員
現役船員

そうですね。船乗りは刺激的な職業ですが、それを支える妻の人生も刺激的になりますよ。

日本人船員
現役船員

船乗りという職業をしっかり理解できるのであれば、幸せになることは間違いありません。

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